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新方式によるPUAの導出 (10) |
続きです。ChatGPTの出力を見やすく加工(キャンセル等)・修正しています。
次に、シグマの部分の式を解析的に簡約化し整理します。
n∑i=1[F(iτ)−F((i−1)τ)]⋅R(t−iτ)=n∑i=1[1−R(iτ)−1+R((i−1)τ)]R(t−iτ)
シグマ内の項をR(t)のメモリーレス性及び分配則を用いて展開します。
R((i−1)τ)R(t−iτ)−R(iτ)R(t−iτ)=R((i−1)τ+t−iτ)−R(iτ+(t−iτ))=R(t−τ)−R(t)
シグマを展開すると、カッコ内はiには依存しないためn倍となります。
n∑i=1[R((i−1)τ)−R(iτ)]R(t−iτ)=nR(t−τ)−nR(t)
以上より、元のシグマの式は以下のように整理されます。
A(t)=R(t)+KMPFn∑i=1[F(iτ)−F((i−1)τ)]⋅R(t−iτ)=R(t)+nKMPF[R(t−τ)−R(t)]
よって、Qapprox2(t)は、 Qapprox2(t)=F(t)−nKMPF[F(t)−F(t−τ)]
となります。
なお、本稿はRAMS 2025に投稿予定のため一部を秘匿しています。
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