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定量FTAによるPMHF計算法 (4) |
別ページのサブツリーです。これはSM1のフォールトによるLFの項を表すORゲートです。内容は3つの確率の加算となります。

確率の和は、 Q=2.176957×10−9 となっています。
次にORゲートの左下に接続されるANDゲートは、2nd SMであるSM2によって検出されないSM1のフォールトのLFを表す確率です。 その確率は、 Q=1.45×10−9 となっています。

ANDゲートの左下の事象は、SM1の故障率事象です。同様にミッションタイムが自動掛け算され、 Q=λSM1Tlifetime=2.9×10−12⋅5.0×103=1.45×10−8 という計算が実行されています。
ANDゲートの右下の事象は、SM2のレイテントフォールトカバレージの残余1−DC2です。
Q=1−DC2=0.1=1.0×10−1より、DC2=90% と逆算されます。
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